2023年6月24日土曜日

とある絵描きの独り言

私は自分の絵柄が苦手です。

だからこそ自分の絵を好きになれず、過去絵を見返すたびに凹んでしまうことが多いです。

絵の再掲をあまりしないものそれが理由。むしろ、"しない"のではなく、"できない"のです。


それならば何故、絵を描くのか。そして人目に触れるような場所に上げるのか。

見る人によってはそう矛盾を感じることと思います。


苦手だと自覚しながらも絵を描く理由。それは、納得できないからなのだと思います。

描きたいもの、表現したいものがあるのに、描くことができないのはあまりに辛すぎる。

描く苦しみよりも描けない苦しみの方が勝るからこそ、絵を描くことを続けられています。


裏返せば、描きたいものが表現できた絵は、自分の絵柄であっても好きになれるということで。現在、もう一つのアカウントで続けている朝活絵に関しては、大好きなものを感情の赴くままに描けていることもあり、雑であったとしてもバランスが崩れている箇所があったとしても、頻繁に見返すことができています。


じゃあ表垢もそのくらい気軽にかければ良いんじゃないかという話なんですが、一度上げたハードルを下げるのは過去の自分に負けてしまうようで悔しいからできない。そこに職場の配置替え+昨年度以上の業務がのしかかって来て、真面目な絵を描く時間と意欲が削られているのがここ最近の状態です。お題絵、滞っていて本当にすみません。

リクエストじゃなくて「お題」って一貫して表記しているのも、リクエストを募って良いような絵は描けないからという理由からです。あくまでも、自分の成長のためのチャレンジ。そう捉えているからいろんなジャンルや苦手な人外絵にもチャレンジしようと思えます。そう、チャレンジだからこそ精神的に欠けている部分があるとなかなか取り組めないという……


時折あげる朝活絵や、はむほー絵は最低限の妥協ライン……というか、それさえも許せなくなったら表に上げられる絵が何も無くなってしまうので、大目に見ていただけると助かります。


ここまで綴ってきた通り、自分が自分の絵に1番厳しくなってしまうだけに、反応をいただけることが本当に励みになっています。

あとは、内容に共感してもらえることもとても嬉しい。絵=自分の気持ちを伝える手段でもあるので、それが伝わった時の喜びは格別です。だからこそ、籠りきりにはなりきれない自分がいる。

裏垢に関しては、本当に好きな人に届いてくれればと思って描いているので、それだけで頑張ろうって気持ちになれる。何なら、自分のために描いていると言っても過言ではない。自分が描く=解釈一致だから当たり前ではあるのだけれども。自給自足、とっても大事。


一定の期間、同じジャンルにいると、それは色々なことがあります。

交流する相手も、取り巻く環境も日々目まぐるしく変わっていく。ジャンルから遠ざかっていく方もいるし、本当はもっと触れ合いたいし感想も伝えたいのだけれども、疎遠になってしまって声をかけることを躊躇してしまう方もいる。

絵を描くのに集中していると、好きな絵描きさんの絵を見逃してしまうことも多く、交流スキルゼロな人間になりがちなのを改善したい。ちゃんとリストを活用できるようになろう。


今回、私が書いた文章を読んで快く思わない方もいるでしょう。お前程度のレベルで何を言っているんだと嘲り笑う方もいるでしょう。受け取りも印象も人それぞれ──そして、それはリアルタイムでキーボードを打っている私とて同感です。

「こんな感情を言葉にして、何の意味があるのか。」

何度も自問自答して、バックスペースキーを押しかけて。それでも留まって、結果として自分の本心を晒すことを選択した。

普段あまり「絵を描くこと」に関してTwitter上で語ることが無かった反動なのかもしれません。

ここ最近もやもやすることが多く、溜め込んでいたものを吐き出したかっただけなのかもしれません。

自分の本心を肯定されたいわけでも否定されたいわけでもなく、かといって慰められたいわけでもない。本当に、純粋に、思ったことを書きたかったというただそれだけの文章だと思っていただければ幸いです。


最後に。ここまで読んでくださった方へ。

取り止めもない独り言に付き合ってくださり、本当にありがとうございました。


そして、このまま終わると何の有益な情報もないままになってしまうので、少しばかり現在のお絵描き環境について以下に記します。


Galaxy Tab S8 UltraWacom Hi-uni デジタルペンの組み合わせが描き心地よすぎて、iPadApple Pencilに戻れなくなりました。付属のSペンでも十分に描けます。すごい。

Galaxyブランドのスマホを持っていると、AppleAirDropのように画像をBluetoothで飛ばせるのもかなり便利です。ギャラタブだとTwitterアプリが使いづらいので、描いた絵はGalaxy z flip4に飛ばしてからTwitterに上げるようにしてます。

まるでSamsungの回し者のようになってますが、技術が優れているからついついGalaxy端末を選んでしまうのです。S Ultraシリーズの100倍ズームも野球観戦に最適すぎて手放せない。折り畳みはロマン。

難点は、バッテリー持ちが悪いことと、ペン先がわりとゴリゴリと削れることくらい。ペン先に関しては替え芯がAmazonで買えるからそこまで不便ではないです。バッテリーに関しては、今年発売されるS9だと改善されるという噂なので、とても気になる。でも、さすがに買い換えるまではしないかな。


使用ソフトはAndroid版、もといタブレットにプリインストールされているGalaxy版クリスタ。

といってもクリスタはクリスタなんで使用感は他のものと特に変わりません。

使用ツールは、線画も色塗りも不透明水彩一択です。これを初期ツールから削除した理由とは( ゚д゚)最初無くなってて焦ったよ……クリスタのサイトからDLできるのでことなきを得た。

これ無しじゃもはや描けないってくらい頼り切ってます。これで線画を描くようになってから、だいぶ楽になったように感じます。線画=ペンツールじゃなきゃダメだって思っていた過去の自分に教えてあげたいほど。自分にあうツールを見つけるって大切だと思う。